歯周病は口腔内の疾患にとどまらず
心臓・脳血管系疾病(感染性心内膜炎など)
糖尿病の悪化
妊婦・胎児への影響(早産・低体重児出産)
細菌性肺炎
菌血症の発症
歯周菌影響図
などの全身疾患に影響します。
口腔には約700種類の細菌が生息し細菌叢を形成しています。
それらの細菌一つひとつの病原性は弱いため、単独の菌により歯周病が発症するのではなく、複数の菌が一緒になって歯周病を起こすと言われています。
歯周疾患の発症に細菌の関与は必須であるものの、主な原因は人(本人)にあり、特に免疫機能の低下が重要な因子であることが報告されています。
歯周疾患の発症機序は完全には解明されていませんが、
現在分かってきていることとして
・患者本人の状態(本人の免疫の問題、ストレス、喫煙、
食生活、睡眠など)
・細菌
・ウイルス
が疾患の進展に関わる因子とされてきています。
当医院では歯周病に対して
・細菌・ウイルスに対する治療
・患者本人の免疫機能や体に対する配慮
を考慮し、科学的根拠に基づいた診査・診断・診療をおこないます。