歯周病の治療方法

 

歯周病の治療

  

       〜 歯茎の様々な症状〜

  

       歯茎には下記のような様々な症状が現れます。

 

  歯茎の腫れ、出血、膿が出る、痛み、うずき

  歯がぐらぐら、噛むと痛い

  違和感、歯茎の色が悪いなど

  

  歯周組織とは、歯根と歯肉と歯槽骨の3つを言います。

  その歯周組織が歯周病菌の感染をうけて上記の症状がでます。

  歯根の表面が感染を起こし、歯肉に炎症を発症し歯槽骨にも及んで膿んで、

  骨が化膿しとけていきます。これが歯周病の病態です。

  歯茎が化膿して出血したり、膿がでたり、歯がグラグラして噛むと痛みが生じたりします。

  進行すると歯を抜く必要がでてくるのが歯周病です。 

 

  〜注意してお読みください〜

 

  保険治療は国で決めているシステムなので、それを厳密に守って行わないと国への請求が

  通らないため、厳密に規定通りに行わなければなりません。

  また保険治療の場合、歯周病治療が終了してからでないと被せる虫歯の治療は進めることが

  許されていませんので、歯周病治療を終えてから被せる型どりになります。

  よって相当期間がかかります。

  保険治療は、国の社会保険の引締めにより国民には理解が難しいシステムになっています。

  国で定めた保険システムを守り治療を進めると、患者さんの理想どおりに治療が進まないことが

  ほとんどです。

  患者さんや、医療者にとって保険のシステムは便利で、快適で、合理的なものではないのです。

  

  〜保険?自費?〜

         

  保険治療のシステムでは、被せ物をしてから歯石、歯垢を取ることはできませんし、

  一度に多数歯の歯石除去は不可能です。

  しかし、保険治療と併せて多少の自費負担をしていただければ、合理的に最善の治療を提供でき

  全体の流れをスムーズに進めることができます。

  

  〜当院がお勧めする歯周病治療の流れ〜       

    

    主要な部位の治療や、被せ物の治療が終わった後に

         

    一回目    歯周検査(一回目)歯肉より上の歯垢、歯石の除去

           (多量の歯石の場合は、二回かかります)

 

    二回目    検査後、歯肉の隙間に入った浅い歯石を一回~二回で除去

 

    三回目    検査後、深いところにある歯石は手術してとります。

    

    (初めから中程度、重度の歯周病の場合は、初回検査後二回目に簡単な手術をします)

 

  

  この治療の流れの利用は国で定めたシステム上、保険治療のみではできません。